ロボティクスプロコースのご案内


10+ Robotics Pro

Robotics Proコースとは

魅力的なロボット教材「教育版レゴ ®マインドストーム ®EV3」や「レゴ®️エデュケーションSPIKEプライム」を使用することにより、子どもたちの知的好奇心と探究心を刺激し、科学的・実証的な研究姿勢を育成します。 オリジナルロボットの制作やプログラミングによる制御という研究開発における試行錯誤を通して、論理的思考力や正しい洞察力、問題解決力を養います。
また、チームによるプロジェクト学習として、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、チームワークを大切にする心を育てます。
「ロボティクス・プロコース」は、科学的・数学的な知識や技術の習得はもちろん、将来社会で求められる力を養うことを目的としています。

マサチューセッツ工科大学名誉教授シーモア・パパート氏が提唱する「コンストラクショニズム」という、発達心理学や認知科学をベースにした指導理論をもとにカリキュラムを進めます。知識は大人や本から与えられるのではなく、自発的な「ものづくり」を通して得た一つ一つの経験を結び付けていくことで定着していきます。

知的好奇心と探究心を刺激するカリキュラムと環境の中で、子どもたちは、生き生きと楽しく創意工夫・試行錯誤を繰り返します。

コースの特徴

毎回のレッスンは、インストラクターからの一方的な授業ではなく、課題達成に向けて生徒同士の個々の意見・解決策を共有することでお互いに高め合うという、大学の研究室の様な形態で行われます。特に、コンペティションでのロボットづくりでは、同じテーマでも、様々なデザインやプログラミングのアイデアがあります。
他スクールの作品を閲覧し、相互学習する機会もあります。

主に高めるスキル

  • 自分たちで問題や課題を発見する
  • 戦略を立てて、仲間たちと共有する
  • 身近な科学技術に興味を持って活用する
  • 自分の考えを発信し、表現する

主なレッスンテーマ

ルーブ・ゴールドバーグ・マシンをつくろう

人間が協力して何かに取り組むのと同じように、複数のロボットが役
割分担をして一つの目的を達成することがあります。
例えば、工場では様々なデザインのロボットたちが製品の組立という
目的で連携しています。
今回は工場ロボットのようにロボットを連動・連鎖させましょう。

【課題】
スクールにある球(ビー玉・銀玉・プラボール…など)をリレーします。リレーにて球を受けて次に渡すための仕組み・機構を自由に考え、高得点獲得を目指します。

【評価】
各チームの評価を、他スクールの子どもたちが採点表をもとに行う。

ゲームデザイナーになろう

テレビゲーム、スマートフォンのアプリ、ゲームセンターと身の回りに
様々なゲームがあふれています。広い意味で考えるとサッカーやテニ
スなどのスポーツもまた体を動かすゲームと言えます。

ゲームの楽しさはどのようなところにあると思いますか?
非日常的な体験ができること、ワクワクやドキドキをかき立てるスリル
があることなど色々な要素があるでしょう。

【課題】
教育版レゴ®︎マインドストーム®︎EV3またはレゴ®︎エデュケーションSPIKEプライムを使用して、楽しいゲームを提案し、プレゼンテーションを作成しましょう。

【評価】
各チームの評価を、他スクールの子どもたちが採点表をもとに行う。

レスキュー

探索や救助に携わる人々の安全を守るために様々なロボットが活躍しています。人や救助車が通ることのできない瓦礫の山を登ったり、小さな隙間に入って、センサーで要救助者を探索します。また、危険物が流出していて人が入れないような環境でも難なく探索することができます。

実際に活躍しているレスキューロボットの仕組みを参考にしてミッションに挑戦しましょう。今回は経験年数によって2つの部門に分けて競技を行います。
ルールブックを読んでミッションの内容やルールを仲間たちと確認しましょう。

【課題】
実際の災害現場を想定した障害物を乗り越えることのできるロボットを作りましょう。乗り越えられた障害物の高さ、移動の精度によって得点が決まる競技に挑戦しましょう。
また、ロボットを紹介するためのポスターも作成します。

【評価】
ポスターの作成・乗り越えられた段数を総合的に採点表をもとに評価行う。

Image Cup開催の報告

ロボティクスコース
Image Cupを開催しました!

今回のImage Cupに向けて生徒たちは3ヶ月間の準備をしました。普段のスクール内での発表と違い、外部会場で審判に採点される経験は新鮮だったと思います。伸び伸びと挑戦している姿に、さすがロボティクスプロだなと感心をしました。

ロボット競技

各チームともタイムテーブルに合わせ、待機・本番と滞りなく流れたのも印象的でした。

プレゼンテーション

テーマに沿って、チームでプレゼンテーションを行いました。
審査員・保護者の前で堂々とプレゼンテーションをする姿が印象的です。
緊張でうまく話せないチームメイトに対して、みんなでフォローをする様子もあり、チームとしての団結力が感じられました。

使用教材

ロボティクスプロでは、個人のレゴ®︎マインドストーム®️EV3とレゴ®︎エデュケーションSPIKEプライムをスクールに持ち込み、使用しながらレッスンを進めていきます。